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先日の介助者会議にて上司の櫻原さんが当たり前であろう家事の知恵を改めてサラッと語ってくれてました。

櫻原さん:「皆さん、シャツにハンガーを入れる時は下から入れてくださいね!首まわりが伸びてしまうから宜しくお願いします!」

最近のテレビでロンドンブーツの淳さんが、ものまねタレントのキンタローさんの部屋に入ってはその事を指摘していたので、タイムリーな事項でした。

分かってても面倒臭くてハンガーを首から入れてしまう性は、何事に対しても無茶ぶりをして結果、失敗を招いてしまうという悪循環がお待ちになっているのでしょう。

櫻原さんが言いたかったのは、

櫻原さん:「生き物の成長だって下から上に伸びていく段階があるでしょう? 違う視点で話すと下っぱから努力して伸びた人物、えーと例えばイチローにしろ永ちゃんにしろスター性があったとしても、そこには努力があるんだよねぇ。成り上がりは建前で、急にスターにはなれないと思うよ。 野心だったり、自分をどんどん上に持って行こうなんてさ、そこにはまわりが気がつかない努力+感性+楽しく何かをこなしていこう、とかあるんだろうな。 ファンを喜ばせようてのは後付けでもいいんだよ。永ちゃんなんか自分で60になっても歌いきると30代の時に言って「やばい、これは言ったからにはやらないとな」と不安+更に自分の発言から追い込んできたみたいだよ。

まぁあそこまで誰もが行けないだろうけど、今ある小さな事をやりこなして行く事が大事なんだ。

だから伝えた事に意味があると捉え、振り返っては常に考えてほしいんだ。そしてその先には何かしらの答えがある事を皆に分かってほしいんだ!

ハンガーの話から外れているようで、実は大いに関係しているってことを今話したんだけどどうかなぁ…

ようするに背伸びをしないで、背伸びをしたとしても脱線せずに自分を追い込むのも必要かもね。ただ背伸びをした時に上から目線にならないで、誰も気がつかない底を感じ取って欲しいという事をこの会議で伝えたかったんだ。

ハンガーとシャツの関係からは遠回しな伝えかたになってしまったけどさぁ…」

高橋:「なるほどー!」 http://www.youtube.com/watch?v=8Vac-PpeZRI&sns=em

櫻原さん:「最初から上を目指そうなんて思わないでさ!失敗をし、下から伸びていく事が相手の気持ちを汲み取っていける最大の段階かと思うよ」
高橋:「フーム。確かに」 http://www.youtube.com/watch?v=_nc8jLeodi0&sns=em

櫻原さん:「ただ、鼻毛に関してはハンガーのかけ方かとは違い例えられないかなぁ。空気が汚かったり、老化とかホルモンバランスの関係とか、カットしないで抜くから伸びが早くて丈夫なのが生えてくるってのもあるからねぇ。立証はできないていないんでここは質問されたら返しようがないから、コチラからは核心的な事は言えないかな。」

と、この質問をしようとしたが、妄想の中ではあるが、自ら切り返しの答えを用意していた櫻原さんに乾杯。 とにもかくにも、ハンガーとシャツの関係から、生きる知恵を櫻原さんから遠回しに教えていただいたのではないかと悟った、お墓のまわりではタマにコウモリが飛び交っている22時27分の夜だった。 http://www.youtube.com/watch?v=Sahsws7p6l4&sns=em

高橋