http://www.youtube.com/watch?v=cAjT-MiGEME&sns=em・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・約1週間前の出来事。
私の携帯電話のバイブ音が不気味にポケットの中で響き渡り、何か不吉なものを感じた。
受信されたメールを見ると、胸が締め付けられる内容であった。
私は、ある1軒屋の1室を御借りしているのであるが、共同生活をしている関係者から緊急速報的に不法侵入の連絡が入ったのである。 http://www.youtube.com/watch?v=e9PllIvyCC0&sns=em Aさん:「リビングに蟻がいたんで退治しておきました。甘いものも落ちていないし、お部屋にも居たんですがどこから入ってきたか分かりません」
数時間後、別の関係者からも Sさん:「タンスまわりに1匹居たんで始末しておきまし!」 という不法侵入蟻の続報が入った。http://www.youtube.com/watch?v=e9PllIvyCC0&sns=em
私はその時に電車に乗っていたが、自責の念にかられてもはや放心状態、セミの脱け殻になってしまった。
高橋:「始末しておきましたって…これは私の不始末なんだ」
私はこの蟻の不法侵入の緊急速報が入った時点で、傍観者の何者でもなかった。
それは、私はこの速報が入った数日前、庭に干してある角ハンガーを庭から部屋に取り込んだ。
その時にタオルや下着を洗濯ばさみから取り外そうとすると、大量の「小蟻」が付着していたのだ。
これは一大事だと庭で洗濯物を叩き、蟻を振り落とした。
ハンガーから洗濯物を外す時も1つ1つ目視をしては神経をつかった。
原因を辿ると庭に干してある洗濯物の目の前に、細い木々や葉っぱがあり、角ハンガーにそっと触れている。そこから角ハンガーという橋を渡ってきてはタオルやパンツに付着してしまったのだ。
危ない橋を渡れば、吉とでるか凶とでるかは人それぞれではあるが、蟻にとっても同じ事が言える。
外に振り落としたつもりでいた蟻は、私の部屋にも二匹ほどいて始末しては終わった話かと思っていた。それを考えると非常に蟻には悪いことをしたと謝罪の意味をこめて
「このとおりだ」 と深々と心の中では頭を下げているつもりだ。
※年輪を重ねては、謝罪という演技にも味がある俳優の “高品○”さんのような本当に相手にも落ち度が伝わる謝罪を想像していただけると有難い。 http://www.youtube.com/watch?v=tQIIdEK96jU&sns=em
それは私の部屋に残っていた蟻の残党が、同居人の部屋やリビングに散らばった結果の惨事だったに違いない。
そして、蟻を始末した人の人差し指を恨むより、自分を恨んだという事は言うまでもない。
アメリカでは洗濯物を外で干さないらしい。
乾燥機で干しては、外からの羞恥心回避(品を落とす、自治体からの禁止命令)、ダニは日干しだと死なない、外に干すと貧困(乾燥機が無い=外に干す=貧困)イメージがわくという色々な説がある。 なので、この蟻の話はアメリカに言って話したらブーイングの嵐であろう。
とにもかくにも、蟻の残党が、もし数匹居たとしても、既に身の危険を感じては撤退しているに違いない。 自ら甘いものを求めて部屋に侵入していたのならまだしも、角ハンガーを渡って辿り着き、始末された不幸は私の責任である。
再度、謝罪をします。
「このとおりだ」
※再度、高品○さんのように、気持ちをこめて長く、深い謝罪。 http://www.youtube.com/watch?v=GxbaSYWPH4I&sns=em
因みに私の角ハンガーの洗濯ばさみが5つほど取れて無くなっていた事に最近気がついたが、蟻は知るよしもないであろう。
そして、最近は職員の中村氏から、どんな虫でも殺生しないという方が居ると言うお話を聞いていたので、その神の域に達する前にアウトな展開になってしまってる、23時10分の夜だった。 蟻よさらば(泣) http://www.youtube.com/watch?v=rBzBB_KaRwg&sns=em
●●●●●●●●●●●●お知らせ・お知らせ・お知らせ・お知らせ・お知らせ ●●●●●●●●●●●● 「・・・・・・も」シリーズの三部作。 本日をもって完結を迎える事になりました。
皆様からご好評を頂いていたシリーズもパート3まで続くとは夢にも思っていませんでした。
またいつの日か。あなたの中での「・・・・・・・も」シリーズは永遠に続く事を祈って。 さよなら。
【特別付録「・・・・・・・も」シリーズ三部作、過去の二作品アンソロジー】
★第一部★ http://portable.blog.ocn.ne.jp/t/typecast/513333/236084/38754480
第二部★ http://portable.blog.ocn.ne.jp/t/typecast/513333/236084/40901678
高橋