今回は『障害者権利について』2本の動画を見て学びました。以下ヘルパーさんたちの感想です。
◇「私たち抜きに私たちのことを決めないで」この言葉が強く印象に残りました。今は特別支援学校などで分離され、障害者に接することなく大人になり、彼らに戸惑う人が多いように感じます。子供の頃なら、ふれあい互いを認めることももっと容易なのでは。本人や家族だけでなく周りが自然にサポートできる環境が、誰にとっても生きやすい社会につながると思います。障害者権利条約に日本が批准したのもたった8年前なのですね。自分にできることは僅かですが、少しずつでも続けていきたいです。
◇ 障害者の権利について動画を2本見ました。障害者権利条約は初めての国際条約で、当事者が関わって決めるという画期的なもので、日本も141番目の批准国、それによって、支援法や差別解消法等が制定される事につながったという事を学びました。障害者権利委員会には、NGOや個人も意見が提出でき、ロビー活動がされている、各国からメンバーが参加している事を学びました。
◇障害者福祉に関する条例や法律の背景や内容を改めて学べました。
ここまでしっかりとした内容を条例や法律でまとめてあるのに、それに関係する・関係せざるを得ない一部の企業や団体にしか情報が行き渡っていないことが、本当にもどかしいです。
世間一般レベルで、ぜひ情報が行き渡るような政策に舵をきってほしいです。
◇障害者権利について
1.合理的配慮により、障害の有無に関わらず、全ての人が幸福を追求し、平等な権利を持てる社会を創造したい。
2.障害から生じる日常の困難を無くし、障害のない人と同様に社会活動に参加できるような社会を実現したい。
3.障害者権利条約締約国は条約の批准を求められ、改善の必要があれば、総括所見(勧告)が出される。
4.今後もジュネーブ等で、国を代表するNGOなどが建設的対話を通して、よりよい社会の実現へ向け、役割を果たしていくことを期待したい。